小さな工務店には、腕の良い職人は集まらない?

たしかに、地元工務店は大手住宅会社に比べて資金力がありません。
総合展示場に出展しているわけでもないし、応接室が立派なわけでもありません。
しかし、無理に規模を大きくしないで、住む人のことだけを考えて経営しています。
したがって、無駄な広告費をかけることもなく、写真写りが良いばかりのチラシを作成することもありません。
そして、その分のコストを腕の良い最高の職人を雇うことにまわしています。
また、腕の良い職人は、自分の技術に泥を塗るようないい加減な家づくりには参加しません。
当社では、大工、左官屋、電気技師など、職人が職人を呼んできます。
一度参加した職人が、仲間の職人に「あそこは良い家づくりをしているぞ!」と話してくれるのです。
誠実な家づくりをしていれば、必然的に、腕の良い職人ばかりが集まるのです。