木造在来工法というと欠陥住宅の心配がつきまといますが、実際のところはどうなのでしょうか?

木造在来工法といえば欠陥住宅がつきものとのことですが、なぜ木造住宅ばかりが槍玉にあげられるのでしょうか。
それは、最も古くからある工法で、構造がわかりやすく確立されているからです。つまり、間違いを指摘しやすいのです。
「家は、デザインや素材の違いこそあるにせよ、品質面ではどのメーカーで建てても同じ」と言われてるのをよく耳にします。
しかし、業界にいるとわかるのですが、住宅会社によってその品質はまったく異なります。
現実には、5年も経たないうちにリフォ-ムが必要になる、15年も経たないうちに傾いてくる家さえあるのです。
どうしてそんなことを知っているかと言うと、地元工務店であるわたしたちに、その修理が回ってくるからです。わたしたちも、家の修理にまわるたびに忍びない思いに駆られます。