高円寺阿波踊り

一戸建の用地面積で23区のトップに君臨

23区の西に位置し、武蔵野市と三鷹市に隣接する杉並区の特徴は、なんといってもその充実した暮らしやすさです。一戸建の用地面積が23区で1位であり、都内なのに敷地にゆとりがある点が特徴であり、住むうえでの魅力といえます。都内の一軒家は狭小住宅になりがちですが、杉並区の場合は都心に近いうえに広い家が多い点が特徴です。

警視庁が発表した平成26年の自治体別刑法犯発生件数のデータによると刑法犯発生件数は5,248件で、犯罪発生率は0.96%。杉並区は東京23区内で8番目に広い面積で、6番目に多い人口を誇るなかで、区民が犯罪に遭遇する可能性は1%未満という非常に安全な土地柄です。

suumo が発表する2016年の住みたい行政市区ランキングでも7位に入り、昨年の6位に続き、上位をキープ。すでに都内でも有数の人気エリアとしての地位は確立したといっても差し控えないでしょう。小さなお子様のいる家庭でも安心してくらせるデータが数多くそろっています。

2016年度住みたい行政市区ランキングTOP10

1位
港区
2位
世田谷区
3位
目黒区
4位
渋谷区
5位
文京区
6位
千代田区
7位
杉並区
8位
鎌倉市
9位
中央区
10位
品川区

(出典元:suumo

高円寺など若者文化が根づく人気スポットも多数

杉並区は静かで過ごしやすい住宅地を基本としつつ、その他にも若者を中心に人気を集めるホットスポットも数多く存在します。その筆頭が高円寺です。純情商店街を中心に独自の文化を形成しており、流行の先端を行くショップや長らく経営している古着店や古本屋など、お店の種類は多種多彩。昔懐かしい喫茶店や個性的な雑貨店が多く、ショッピングや散策もきっと楽しめることでしょう。高円寺フェスや阿波おどりなどの大きなイベントも毎年賑わいを見せています。

また、高円寺と同様に中央線沿線の阿佐ヶ谷、荻窪も非常に人気が高いエリアです。落ち着いた上品な大人の街である阿佐ヶ谷は、アーケード商店街もすっきりとした印象で、他の中央線沿線エリアとは一線を画します。日本映画専門館ラピュタ阿佐ヶ谷など“通好みのスポット”が存在するなど、大人が楽しめる街です。

荻窪は荻窪タウンセブン、LUMINEがあるなど、駅前の充実度・便利度が非常に高く、新宿など都心に出なくても街の中で完結できるのがうれしいところ。そして荻窪で有名なのはなんといってもラーメン。「荻窪ラーメン」という系統もあるほどに文化が根づいており、食通を唸らす秘伝の一杯に出会えるチャンスがありそうです。杉並区にはその他にも井の頭線沿いの永福町、高井戸など落ち着いた住宅街も多く存在します。それぞれのエリアで特色がある点も杉並区の魅力といえるでしょう。

練馬区・三鷹市と並ぶアニメ産業の集積地

また、杉並区において話題として取り上げておくべきなのはアニメ産業です。近隣の練馬区・三鷹市と並ぶ日本のアニメ産業の集積地であり、区内のアニメーション制作会社は71社にのぼります。阿佐ヶ谷にはアニメストリート、上荻には杉並アニメーションミュージアムというアニメの歴史を伝える日本ではじめての施設も存在するなど、日本が世界に誇る“偉大な文化”として、アニメづくりの伝統は脈々と世代を超えて受け継がれています。

杉並区では、2002 年度より制作技術を後世に伝えるとともに技能向上を目指すため、人材育成プログラム「杉並アニメ匠塾」を始動。プログラム受講生の中から制作の現場での採用を実現させるなど5期にわたり、多くの未来ある若者に夢のフィールドへの道を提供してきました。今後も多くのクリエイターが杉並区から排出されることでしょう。

住みやすい土地柄に、若者中心に多くの人を引き寄せる人気スポット、さらには日本の文化を支えるアニメ産業と、さまざまな魅力を備えている杉並区。都心に近い恵まれた土地でさまざま文化に触れながら生活できるこの地に注文住宅を建ててみてはいかがでしょうか?