
住むエリアとして重視すべきは「同世代が多い」こと
生活の拠点となる住宅は、日々の暮らしの中で多くの時間を過ごす場所です。それだけに自身のライフスタイルに合った環境に身を置きたいと考えるのは、ごく当たり前のことだといえるでしょう。中でも住むエリアを選定する基準の一つとして重要視すべきなのが「同世代が多い」ことです。
自分とあまり変わらない収入や趣味趣向、ライフスタイル、住環境における考え方を持った同世代が周辺にたくさん住んでいると、安心できることが多いのではないでしょうか。いわゆる“世代ウケ”がいい場所に住むということは、考え方が似ており、多くの共通項を持った人が近所に多く暮らしているということなのです。
主に地方では若者離れが深刻になっており、過疎化が進んでいる地域が多く存在します。若者は都心部に集まる傾向があり、そのまま移住した土地に定着するケースも珍しくありません。絶えず新たな若い世代が集まり、その地に定着し、さらに老後も暮らし続ける環境が整っている地は、おのずと“多世代が暮らす街”となります。このように世代を問わず人気を集めるエリアというのは、新たな世代の流入とその後の定着率の高さによって形成されていくのです。
多世代に愛される土地・地域の条件とは?
上述した通り、同世代が多い街は暮らしに安心感を持てます。たとえば、独身の若者世代にとっては遊びや飲みの仲間が、子育て世代にとって育児の情報をシェアできる友だちが、子ども独立世代や高齢者世代にとっては老後の暮らしを共に満喫するコミュニティが存在することで、現在の境遇を同世代の人々と楽しむことができるでしょう。
つまり、多世代に愛される土地や地域というのは、どの世代の人口も多く存在し、同世代が少ないことによるジェネレーションギャップを感じることがないエリアだといえます。各世代が満遍なく存在することで同世代の不在を嘆くこともなくなるでしょう。中でも不在が嘆かれ、どの地域でもその存在を求められている世代が“独身若者世代”や“子育て世代”です。若い世代が入ってきて定着し、その地で子育てをすることで、“世代のバトン”は脈々と受け継がれることになります。
以下では“独身若者世代”や“子育て世代”が土地選びの際に、目を引く条件を紹介します。
| 独身の若者世代 |
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| 子育て世代 |
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根強い人気を誇るのは「世田谷区」「杉並区」「中野区」
どの世代からも支持され、満遍なくどの世代の人口も多い地域というのは、都内でも限定されます。特に独身の若者世代が関心を示しつつ、子育て世代が安心して子どもを育てられる地域は多くは存在しません。そうした条件を満たすエリアとしてご紹介したいのが「世田谷区」「杉並区」「中野区」です。
世田谷区は「下北沢」「三軒茶屋」「二子玉川」、杉並区には「荻窪」「西荻窪」「高円寺」、中野区には「中野」「中野坂上」など商業施設があり、地域独自のカルチャーが根づいている若者の街が存在します。ただ、どの街も繁華街を一歩離れると、閑静な住宅地が広がっているのが特徴で、多くの子育て世代が暮らしています。賑やかな街と周辺の落ち着いた住宅環境が整っていることが、世代問わず愛される地域となるうえでの絶対条件だといえるでしょう。
少子高齢化が進む現代では、居住エリアにおいても一局集中が進んでいます。ただ、そうした地域における人気の高さは何十年もその地に留まりたいと思える魅力があることの裏付けといえるでしょう。注文住宅を建てるということは、その土地に10年、20年、もしくは50年以上も暮らすことを意味します。それであれば、ご自身が1つ上、2つ上の世代になったときに快適な環境を維持できるエリアに注文住宅を建てることが望ましいといえるのではないでしょうか。