我が子を育てるならこの街~調布市編~

新宿駅まで最短15分ながら緑溢れる調布市

子を持つ親であれば「自然豊かな土地で伸び伸びと子どもを遊ばせたい」と誰しも思うのではないでしょうか? ただ、通勤や買い物などを考慮すると都市部から遠く離れたエリアでは何かと不便なのもまた事実です。都心へのアクセスがよく、なおかつ自然豊かなスポットが多く存在するという“子育て世代”にとって理想的な地域が実は存在します。それが「調布市」です。

多摩地域の東部に位置する調布市は、世田谷区との境にあり、京王線を利用すれば新宿駅まで最短15分で通えるなど交通の利便性が高い地域です。そのうえ、市内には多摩川が流れており、川の周辺には広大な「多摩川緑地公園」が広がっています。野草や野鳥が多く生息するなど、雄大な自然が残るだけに子どもの情操教育には最適といえるでしょう。

また、市民の憩いの場として人気の「深大寺」にも、休日には多くの家族連れが訪れます。自然がうっそうとしていて迫力満点なうえに、周辺にはお団子やおまんじゅうなどの甘味処や20軒以上あるおそば屋さんなど、お散歩の後の腹ごしらえにも困りません。お隣の神代植物公園には自由広場もあるだけに子どもが伸び伸びと遊べる環境が整っています。また、ゲゲゲの鬼太郎の世界観を楽しめる鬼太郎茶屋も子どもたちに大人気です。

【東京|三鷹】 深大寺にある鬼太郎茶屋 posted by (C)りす小僧@Never too late! project.

都心へのアクセスがよく駅周辺の開発が進む調布市

多摩地区の南東部に位置し、23区との境にある調布市の特徴としては、交通の中心である京王線が挙げられます。調布市の中心である調布駅からは、京王線の特急に乗車すれば新宿駅まで最短で15分。都心へのアクセスのよさは抜群です。

調布市では、京王電鉄と協力した街の再開発が進められており、2012年に京王線の調布駅やその周辺の布田駅、国領駅の地下化が実行されました。朝のラッシュ時などの本数の多さから一部“開かずの踏切”と化していた京王線の踏切も、調布駅、布田駅、国領駅の3駅区間の地下化によって一部解消されました。

また、線路跡地となっている土地には商業施設や住宅の建築予定が進行しています。街並みが新たな装いを見せることで、地域全体の活性化が期待されます。現在も跡地利用のプロジェクトは進行中なだけに、調布駅を中心に京王線沿線のエリアは住宅価値を高めていく可能性が大いにあるといえるでしょう。

映画・スポーツ施設が多くある文化都市の一面も

“東洋のハリウッド”と呼ばれた映画のまち

調布市の存在を知っていても、かつて“東洋のハリウッド”と呼ばれていたことをご存じの方はあまり多くないかもしれません。調布市には、日活調布撮影所,角川大映スタジオをはじめとした大規模の撮影所や石原プロダクションを代表とする芸能事務所、映画・映像関連企業が集結しています。市を挙げて“映画のまち”をPRしているのも、そうした背景があるのです。

ただし、現在の調布市は“映画のまち”でありながら、映画館が存在しません。映画制作の地として名を馳せつつも、映画を見る一般市民にとっては不便な面もありました。ただし、上記でもご紹介したように調布駅は現在、再開発を進めており、2015年1月に映画館の誘致を発表。11スクリーン、約2,100席を誇る大規模なシネマコンプレックスが完成する予定です。複合映画館の完成によって調布の街がより賑わいを見せていくことは間違いありません。

五輪・ラグビーワールドカップに向けて建設される複合施設

調布市には、深大寺や都立神代植物公園、そして多摩川など、子育て世代が子どもと遊べる緑豊かなスポットが点在しています。ただ、現在調布に住む子どもたちが一番夢中になっているのは、地元のプロサッカークラブのFC東京でしょう。FC東京は東京で唯一のJ1にカテゴライズされる強豪チームであり、調布市とは密接なパートナーシップを組んでいます。プロのサッカー選手による小学校訪問、サッカー教室、地域イベントへの参加は、子どもたちの成長にもいい影響を与えています。

FC東京が本拠地とする味の素スタジアム(東京スタジアム)は、サッカーはもちろん、その他のスポーツにも活用される大型のスポーツ施設です。2019年のラグビーワールドカップの開催地であり、2020年の東京五輪でも使用が予定されています。味の素スタジアムの横には、武蔵野の森総合スポーツ施設が建設されることになっており、五輪開催に向けて調布が賑わいを見せいくことは間違いありません。

再開発や大型のスポーツイベントによって新たに生まれ変わろうとしている調布市。利便性が高く、さらなる発展を見せていきそうなエリアです。

 

子育て世代にやさしい育児支援と医療体制

緑豊かなスポットが多い調布市ですが、子育てに適している理由はそれだけではありません。子育てにおける支援体制やもしもの時の医療体制の充実も見逃せないポイントです。

調布市では、公認の私立幼稚園に通う園児の保護者を対象に、入園料や保育料を補助する就園奨励費用補助金を支給しています。子育ては何かとお金がかかるだけに金銭面のサポートはうれしいところです。その他にもベビーシッターなどの利用助成制度もあるなど、サポート体制が充実しています。

また、恵まれた子育て支援に加えて整備された医療体制も安心のポイント。調布の中心にある調布駅の東口改札を出てすぐのところに「飯野病院」、広場口徒歩3分の場所には「調布東山病院」と駅近の立地に2つも病院が存在します。子どもが万が一体調を壊した際などにすぐに駆け込める医療施設があることで、日々の子育ての不安も少し軽減されるでしょう。一般診察のほか、予防接種、乳児検診など多くの機会においてご利用してください。

情報満載の調布子育て応援サイト「コサイト」

子育て環境に非常に恵まれた調布市ですが、情報網が充実している点も特筆すべき事項といえます。中でも調布市の子育て世代と街をつなぐポータルサイト「コサイト」は行政・民間の子育て情報が満載です。サイト内では連載コラムや街情報、行政サポート、各種イベントなど子育てに役立つ情報を幅広く紹介しています。

コサイトの特徴はなんといってもナビゲーションが充実していることです。各情報を子どもの年齢別、そのときの気分別に分類。ユーザーにとって使いやすく見やすい工夫が施されています。緊急の連絡先も一覧で掲載されており、救急車の呼び方などのコンテンツも充実。調布市に在住の子育てに困っているお父さん、お母さんが知りたい情報をすぐに確認できる充実のラインナップになっているだけに、利用頻度が高くなることは間違いないでしょう。

恵まれた子育て環境に育児支援と医療体制の充実、優れたポータルサイトによって情報に事欠かさない点など、調布市には子育てをするうえで安心できる要素が非常に多いといえるでしょう。そんな子どもとの暮らしに適した街にこそ注文住宅を建てることを検討してみてはいかがでしょうか?